教育訓練給付の対象講座 実質価格一覧 | 定価から給付額・実質価格まで全講座で計算
教育訓練給付(一般)は、支給要件を満たす場合に受講料の20%(上限10万円、下限4,000円)が支給される場合がある制度です。制度の給付率・上限額・支給要件そのものは教育訓練給付制度(一般)とはで、給付対象と確認できた講座の一覧は教育訓練給付が使える講座だけで比較で解説しています。本記事では一歩進めて、給付対象と確認できた講座それぞれについて「定価 → 給付額 → 実質価格」を実際に計算し、一覧にしました。計算式は「給付額 = 定価 × 20%(上限10万円)」「給付額が4,000円を超えない場合は不支給」というルールを、src/lib/net-price.tsの計算関数に沿って1件ずつ適用しています。
簿記: 給付対象は簿記2級の3講座(簿記3級は価格不明)
| 会社 | 講座名 | 定価 | 給付額 | 実質価格 |
|---|---|---|---|---|
| ユーキャン | 簿記(2級)資格取得講座 | 49,000円 | 9,800円 | 39,200円 |
| フォーサイト | バリューセット1 | 37,800円 | 7,560円 | 30,240円 |
| フォーサイト | バリューセット2 | 41,800円 | 8,360円 | 33,440円 |
| クレアール | 2級パック | 53,000円 | 10,600円 | 42,400円 |
簿記2級は4講座すべてで定価が公式に確認できており、実質価格を計算できました。もっとも安いのはフォーサイトのバリューセット1で、実質30,240円です。一方、簿記3級についてはクレアールの「3級パック等」が給付対象講座一覧に含まれていることは確認できているものの、価格そのものが公式ページ上に明記されておらず、実質価格の計算はできませんでした。詳しくは簿記2級の資格ページ、簿記3級の通信講座比較を参照してください。
FP2級: 5講座が給付対象(FP3級単独は対象講座なし)
| 会社 | 講座名 | 定価 | 給付額 | 実質価格 |
|---|---|---|---|---|
| スタディング | FP3級・2級セットコース | 31,900円 | 6,380円 | 25,520円 |
| フォーサイト | バリューセット1(2級・AFP対応) | 62,800円 | 12,560円 | 50,240円 |
| フォーサイト | バリューセット2(2級・AFP対応) | 65,800円 | 13,160円 | 52,640円 |
| クレアール | FP技能士2級合格コース(単独) | 44,000円 | 8,800円 | 35,200円 |
| クレアール | 3・2級セット合格コース | 49,500円 | 9,900円 | 39,600円 |
もっとも実質価格が低いのはスタディングのFP3級・2級セットコース(実質25,520円)です。ただしスタディングでは、同じFP講座でも単独の「FP2級合格コース」は給付対象外のため、この実質価格は計算していません。混同しないよう注意してください。FP3級単独で給付対象と確認できた講座は今回0件でした。詳細はFP2級の資格ページ、FP講座の通信講座比較を確認してください。
宅建士: 6講座が給付対象
| 会社 | 講座名 | 定価 | 給付額 | 実質価格 |
|---|---|---|---|---|
| ユーキャン | 宅地建物取引士(宅建士)講座 | 64,000円 | 12,800円 | 51,200円 |
| フォーサイト | バリューセット1 | 59,800円 | 11,960円 | 47,840円 |
| フォーサイト | バリューセット2 | 64,800円 | 12,960円 | 51,840円 |
| フォーサイト | バリューセット3 | 69,800円 | 13,960円 | 55,840円 |
| クレアール | 完全合格パーフェクトコース(バリュー) | 27,800円(期間限定/定価不明・参考値) | 5,560円 | 22,240円 |
| クレアール | 完全合格パーフェクトコース(セーフティ) | 71,060円(期間限定/定価不明・参考値) | 14,212円 | 56,848円 |
クレアールの2講座は定価そのものが公式ページ上で確認できず、期間限定価格をもとにした参考値です。定価ベースの講座の中ではフォーサイトのバリューセット1が実質47,840円ともっとも低くなっています。詳しくは宅建士の資格ページ、宅建士の通信講座比較を参照してください。
行政書士: 4講座が給付対象(フォーサイトは価格不明)
| 会社 | 講座名 | 定価 | 給付額 | 実質価格 |
|---|---|---|---|---|
| ユーキャン | 行政書士講座 | 69,000円 | 13,800円 | 55,200円 |
| クレアール | バリューコース | 29,800円(期間限定/定価不明・参考値) | 5,960円 | 23,840円 |
| クレアール | カレッジスピードマスター | 65,000円(期間限定/定価不明・参考値) | 13,000円 | 52,000円 |
| クレアール | 完全合格初学者カレッジ | 87,800円(期間限定/定価不明・参考値) | 17,560円 | 70,240円 |
フォーサイトの行政書士講座も給付対象であることは確認できていますが、価格がJS描画のページで取得できず、実質価格は計算していません。参考値の中ではクレアールのバリューコースが実質23,840円ともっとも低い金額です。詳しくは行政書士の資格ページ、行政書士の通信講座比較を参照してください。
ITパスポート: 給付対象は1講座
| 会社 | 講座名 | 定価 | 給付額 | 実質価格 |
|---|---|---|---|---|
| ユーキャン | ITパスポート資格取得講座 | 26,000円 | 5,200円 | 20,800円 |
ITパスポートで給付対象と確認できたのはユーキャン1講座のみで、実質価格は20,800円になります。詳しくはITパスポートの資格ページ、ITパスポートの通信講座比較を参照してください。給付の申請手続き自体は給付金の申請手順にまとめています。
まとめ
給付対象と確認できた講座について、定価から給付額・実質価格まで計算すると、簿記2級で実質30,240円〜42,400円、FP2級で実質25,520円〜52,640円、宅建士で実質22,240円〜56,848円、行政書士で実質23,840円〜70,240円、ITパスポートで実質20,800円という結果になりました。ただし期間限定価格をもとにした参考値、価格が公式ページ上で確認できず計算そのものができない講座もあります。実質価格だけで比較するのではなく、定価・給付要件・期間限定価格の終了時期もあわせて公式ページで確認することをおすすめします。
よくある質問
実質価格はどうやって計算していますか
一般教育訓練給付金の給付率20%(上限10万円)を、講座の定価に当てはめて計算しています。給付見込額が4,000円を超えない場合は不支給となり、その場合は実質価格が定価そのままになります。計算ルールの詳細は「教育訓練給付制度(一般)とは」で解説しています。
期間限定価格をもとにした実質価格には注意点がありますか
はい。クレアールの一部講座のように定価が公式ページ上で確認できず、期間限定価格のみが分かっている講座については、その期間限定価格を暫定的な計算の元にしています。表内では「参考値」と明記しており、キャンペーン終了後は実質価格も変わる可能性があります。
実質価格が計算されていない講座があるのはなぜですか
簿記3級のクレアール講座や行政書士のフォーサイト講座のように、給付対象であることは確認できていても価格そのものが公式ページ上で確認できなかった講座は、計算不可として一覧から除外しています。ダミーの価格で埋めることはしていません。
ここに載っている実質価格で必ず給付を受けられますか
いいえ。給付を受けるには受講者本人が雇用保険の支給要件を満たしている必要があり、満たさない場合は給付されず、定価のまま負担することになります。支給要件の詳細は「教育訓練給付制度(一般)とは」で解説しています。