簿記3級・2級試験の概要 | 受験料・実施方式・直近回の合格率を公表値で確認
日商簿記の受験料は3級が3,300円、2級が5,500円で、受験資格の制限はありません。実施方式は、年3回の統一試験(ペーパー)と、随時受けられるネット試験の2つです。合格率は日本商工会議所の受験者データにもとづくと、直近の統一試験で3級が28.7%〜42.4%、2級が20.9%〜23.6%、直近3年度のネット試験で3級が37.1%〜40.8%、2級が32.9%〜35.7%でした。ここでは簿記3級と簿記2級の試験概要を、出願前に確認する項目ごとにまとめます。
受験料は3級3,300円、2級5,500円
受験料は3級が3,300円、2級が5,500円です。統一試験とネット試験で同じ額が公表されています。ネット試験では、受験会場が定める事務手数料が別にかかる場合があります。この手数料の額は会場ごとに異なり、本サイトのデータにはありません。申込時に会場の案内で確認してください。
実施方式は統一試験とネット試験の2つ
日商簿記は、同じ級でも2つの方式で受けられます。
| 項目 | 統一試験(ペーパー) | ネット試験 |
|---|---|---|
| 実施頻度 | 年3回 | 随時 |
| 対象の級 | 3級・2級 | 3級・2級 |
| 受験料 | 3級3,300円、2級5,500円 | 3級3,300円、2級5,500円(会場の事務手数料が加算される場合あり) |
統一試験の直近3回は、第169回が2025年2月23日、第170回が2025年6月8日、第171回が2025年11月16日です。ネット試験は日程を自分で選べるため、回という単位がなく、期間ごとの集計が公表されています。どちらの方式を選んでも、受験料は同じです。
受験資格は学歴・年齢・国籍を問わない
3級・2級とも、学歴・年齢・国籍による受験資格の制限はありません。大阪商工会議所の簿記検定の案内にもとづく記載です。3級に合格していない状態で2級を受験することも制度上できます。両方を同じ日に出願できるかなど、申込時の細かい扱いは本サイトでは確認していません。出願前に日本商工会議所の簿記検定ページを参照してください。
統一試験の直近3回の合格率
統一試験の合格率は、回ごとに公表されています。
| 回(実施日) | 3級 受験者→合格者 | 3級 合格率 | 2級 受験者→合格者 | 2級 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 第171回(2025.11.16) | 16,648人→5,743人 | 34.5% | 6,332人→1,492人 | 23.6% |
| 第170回(2025.06.08) | 18,935人→8,024人 | 42.4% | 5,383人→1,193人 | 22.2% |
| 第169回(2025.02.23) | 21,026人→6,041人 | 28.7% | 7,118人→1,486人 | 20.9% |
3級は回によって28.7%から42.4%まで13.7ポイント動いています。2級の幅は20.9%から23.6%までの2.7ポイントです。受験者数は、3級が1.7万〜2.1万人、2級が5千〜7千人台でした。合格率が回によって上下するため、1回分の数値だけを取り出して比べると、実際の傾向とずれます。
ネット試験の直近3年度の合格率
ネット試験の合格率は、年度単位で集計されています。3級は4月から翌年3月までの期間で、2級は年度で表示されています。
| 期間 | 3級 受験者→合格者 | 3級 合格率 | 2級 受験者→合格者 | 2級 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年度(3級は2025年4月〜2026年3月) | 276,477人→112,797人 | 40.8% | 141,072人→46,351人 | 32.9% |
| 2024年度(3級は2024年4月〜2025年3月) | 254,433人→98,235人 | 38.6% | 124,429人→44,359人 | 35.7% |
| 2023年度(3級は2023年4月〜2024年3月) | 238,155人→88,264人 | 37.1% | 119,036人→41,912人 | 35.2% |
ネット試験の受験者数は、3級が23.8万人から27.6万人へ、2級が11.9万人から14.1万人へ、3年度のあいだに増えています。同じ級では、統一試験よりネット試験の受験者数のほうがはるかに多く、表の数値で確認できます。合格率は、統一試験とネット試験で受験者層が異なるため、両者を同じ尺度の値として比べないでください。方式ごとの推移は簿記のネット試験と統一試験の違いで詳しく扱っています。
3級と2級の違い、講座の価格帯を確認するには
3級と2級の項目別の違いは簿記3級と2級の違いに一覧表があります。2級の通信講座は簿記2級の通信講座比較、3級は簿記3級の通信講座比較にまとめています。講座によって教材やサポートの範囲が異なるため、価格だけでは内容を比べられません。契約前に各社の公式ページを確認してください。
出願前に確認する項目
本記事の数値は、2026年8月9日に確認した日本商工会議所などの公表情報です。受験料や実施日程は改定される場合があります。申込の前に、次の3点を公式ページで確認してください。
- 受験料の最新額と、ネット試験の会場ごとの事務手数料
- 統一試験の次回実施日と、申込期間
- 試験範囲や出題区分の改定の有無
最新の値は日本商工会議所の簿記検定ページで確認してください。
よくある質問
簿記3級と2級の受験料はいくらですか
3級は3,300円、2級は5,500円です。統一試験・ネット試験に共通の額で、ネット試験では会場が定める事務手数料が別途加算される場合があります。出願前に日本商工会議所と受験会場の案内で最新額を確認してください。
簿記3級・2級に受験資格の制限はありますか
ありません。学歴・年齢・国籍を問わず受験できます。3級に合格していなくても2級を受験できます。
統一試験とネット試験はどちらを選べますか
どちらも選べます。統一試験(ペーパー)は年3回の指定日に実施され、ネット試験は随時実施です。実施会場や申込方法は方式ごとに異なるため、日本商工会議所の案内で確認してください。
簿記の合格率は実施方式ごとに違いますか
公表値は方式ごとに別集計です。直近の統一試験は3級が28.7%〜42.4%、2級が20.9%〜23.6%、直近3年度のネット試験は3級が37.1%〜40.8%、2級が32.9%〜35.7%でした。受験者層の違いを含む数値のため、方式間の優劣は判断できません。