中小企業診断士試験の概要 | 1次・2次の受験料32,300円と3年分の合格率を確認
中小企業診断士試験は、経営コンサルティングに関する国家資格で、第1次試験(マークシート7科目)と第2次試験(筆記)の2段階選抜で実施されます。本記事では、中小企業診断士の資格ページに掲載しているデータのうち、日本中小企業診断士協会連合会の公式情報にもとづく受験料・受験資格・直近3年度(令和5〜7年度)の合格率を、1次・2次それぞれで整理します。
受験料は32,300円(1次+2次+決済手数料)
中小企業診断士試験の受験料は、令和8年度改定後の額で1次試験17,200円+2次試験15,100円(いずれも非課税)+オンライン決済事務手数料590円(税込)の合計32,300円です。令和8年度第1次試験案内(PDF)で確認しています。令和7年度までは1次14,500円+2次17,800円という内訳だったため、令和8年度は1次が値上がりし2次が値下がりする形の改定になっています。なお主催団体は2024年10月に「一般社団法人中小企業診断協会」から「一般社団法人日本中小企業診断士協会連合会」へ改称・ドメイン移転しており、本記事では改称後の団体名・URLで統一しています。
受験資格:1次試験は制限なし、2次試験は1次合格者が対象
第1次試験の受験資格について、日本中小企業診断士協会連合会は「年齢、学歴などに制限はありません」と案内しており、誰でも受験できます。第2次試験については、1次試験の合格者が対象という構造のみ本記事では確認できており、正確な受験資格の条文はUNVERIFIED(要再確認)として扱っています。1次に合格した年を含め複数年にわたって2次の受験資格が有効になる仕組みがある資格ですが、その詳細な条件は公式ページで個別に確認することをおすすめします。
試験形式:1次はマークシート7科目、2次は筆記(令和8年度から口述廃止)
第1次試験は年1回・8月に2日間かけて実施されるマークシート方式の7科目試験です。第2次試験は年1回・10月に筆記試験として実施されます。令和8年度からは口述試験が廃止され、令和7年度まであった「筆記+口述」の2段階から、2次試験が筆記のみに変わりました。1次と2次で試験方式が大きく異なる点、口述試験の廃止という制度変更があった点は、他の法律系・会計系資格と比べたときの特徴です。
直近3年度の合格率
日本中小企業診断士協会連合会の公表データによると、第1次試験・第2次試験それぞれの直近3年度の合格率は次のとおりです。
| 年度 | 第1次(受験者数/合格者数/合格率) | 第2次(受験者数/合格者数/合格率) |
|---|---|---|
| 令和7年度 | 18,360人/4,344人/23.7% | 7,044人/1,240人/17.6% |
| 令和6年度 | 18,209人/5,007人/27.5% | 8,119人/1,516人/18.7% |
| 令和5年度 | 18,621人/5,521人/29.6% | 8,241人/1,555人/18.9% |
合格率は合格者数を全科目受験者数(1科目でも受験した者の受験者数とは別集計)で割った値です。第1次試験の合格率は令和5年度29.6%から令和7年度23.7%へと3年連続で低下しており、第2次試験も令和5年度18.9%から令和7年度17.6%へゆるやかに低下しています。この記事ではその数値をそのまま示すにとどめ、難化しているかどうかの評価や断定は行いません。
応募者数と受験者数の違い
第1次試験には「応募者数」という指標もあり、令和7年度は応募者26,211人に対して受験者18,360人、令和6年度は応募者25,317人に対して受験者18,209人、令和5年度は応募者25,986人に対して受験者18,621人でした。第2次試験でも同様に、令和7年度は応募者7,355人に対して受験者7,044人という差があります。応募したものの当日受験しなかった人が一定数いることが分かりますが、欠席理由についての公式な説明は確認できていません。
中小企業診断士試験の概要を確認したうえで検討したいこと
中小企業診断士試験は受験料32,300円(1次+2次+手数料)、1次は受験資格なし・2次は1次合格者が対象という2段階選抜の資格です。合格率は1次が23.7%〜29.6%、2次が17.6%〜18.9%の範囲で、いずれも直近3年度でゆるやかに低下していることが公表データから確認できます。試験制度全体の詳細や講座比較表は中小企業診断士の資格ページにまとめています。学習方法として通信講座を検討している場合は、中小企業診断士の通信講座比較もあわせて参考にしてください。
まとめ
- 中小企業診断士試験の受験料は32,300円(1次17,200円+2次15,100円+決済手数料590円、令和8年度改定後の額)
- 1次試験の受験資格に制限はなく、2次試験は1次合格者が対象
- 1次はマークシート7科目、2次は筆記のみ(令和8年度から口述試験を廃止)
- 合格率は1次が令和7年度23.7%・令和6年度27.5%・令和5年度29.6%、2次が令和7年度17.6%・令和6年度18.7%・令和5年度18.9%
- 主催団体は2024年10月に「一般社団法人中小企業診断協会」から現在の名称へ改称している点に注意
中小企業診断士の通信講座比較
| 会社 | 講座名 | 税込価格 | 給付対象(実質価格) | 学習期間 | サポート |
|---|---|---|---|---|---|
| ユーキャン | 中小企業診断士合格指導講座 | ¥73,000 一括払い価格(分割は4,900円×15回=73,500円) | 対象外 給付対象講座一覧に含まれず | 10ヶ月 | 添削8回(1次6回・2次2回)、質問は1日3問まで |
| クレアール | 1次合格パーフェクトコースWeb通信(7科目) | ¥83,200 期間限定 8月割引の期間限定価格(取得日2026-08-13時点)。終了日は公式ページで要確認、変動する可能性あり 1次試験対策コース。総合(1次2次)コースは断片的にしか確認できず今回は掲載しない | 不明(公式未確認) 公式ページ上で確認できず(未確認) | 公式に記載なし | 公式に記載なし |
| アガルート | 入門カリキュラム/ライト | ¥107,800 | 不明(公式未確認) 公式ページ上で確認できず(未確認) | 公式に記載なし | 公式に記載なし |
| アガルート | 入門カリキュラム/フル(2027年目標) | ¥217,800 販売期間2027年7月27日まで | 不明(公式未確認) 公式ページ上で確認できず(未確認) | 公式に記載なし | 公式に記載なし |
| スタディング | パーフェクトサポート | 公式に記載なし 公式表記が74,800円〜であり定価・割引の区別が確認できず | 対象(価格未確認のため実質額算出不可) 一般教育訓練給付対象、20%(公式: https://studying.jp/guide/kyufu_shindanshi.html) | 公式に記載なし | Q&A・2次試験AI添削・合格伴走LIVE |
| スタディング | スタンダード | 公式に記載なし 公式表記が59,400円〜であり定価・割引の区別が確認できず | 対象(価格未確認のため実質額算出不可) 一般教育訓練給付対象、20%(公式: https://studying.jp/guide/kyufu_shindanshi.html) | 公式に記載なし | Q&Aチケット10枚 |
| フォーサイト | 取り扱いなし | 取り扱いなし | 取り扱いなし | 取り扱いなし | 取り扱いなし |
| 講座ページ(https://www.foresight.jp/chusho/ 系URL)が404で現在提供なし(閉講時期の公式発表は確認できず) | |||||
| 資格スクエア | 取り扱いなし | 取り扱いなし | 取り扱いなし | 取り扱いなし | 取り扱いなし |
| 自社講座はなく提携パートナー(別法人運営のShikaku Pass)への紹介のみのため講座なしとして扱う | |||||
| 行政書士TEPPAN通信講座(オンスク.JP) | 取り扱いなし | 取り扱いなし | 取り扱いなし | 取り扱いなし | 取り扱いなし |
| 行政書士専門講座のため提供なし。オンスク.JP本体には月額制の入門講座があるが、試験全体をカバーする対策講座ではないため講座なしとして扱う | |||||
よくある質問
中小企業診断士試験の受験料はいくらですか
令和8年度改定後の額で、1次試験17,200円+2次試験15,100円(いずれも非課税)+オンライン決済事務手数料590円(税込)の合計32,300円です。令和7年度までは1次14,500円+2次17,800円でした。
中小企業診断士試験は誰でも受験できますか
第1次試験については、日本中小企業診断士協会連合会の公式案内で「年齢、学歴などに制限はありません」とされています。第2次試験は1次試験の合格者が対象という構造のみ確認できており、正確な受験資格の条文は本記事では確認できていません。
中小企業診断士試験の合格率はどのくらいですか
日本中小企業診断士協会連合会の公表データによると、第1次試験は令和7年度23.7%・令和6年度27.5%・令和5年度29.6%、第2次試験は令和7年度17.6%・令和6年度18.7%・令和5年度18.9%でした。
口述試験は今も実施されていますか
令和8年度から廃止されています。令和7年度までは筆記試験に加えて口述試験がありましたが、令和8年度以降は2次試験が筆記のみになりました。